第13回 座る・くらべる 一脚展+2023

特別展 「一本の樹のものがたり」

 

 

私たちは一昨年の冬、その役目を終え伐採される運命を迎えた一本のケヤキの樹に出会いました。

通常であればそのまま焼却されるか、燃料用のチップとして細かく粉砕されていたかもしれません。

しかし、その出会いが一本の樹に新しい役割りとしての命を宿し、そのものがたりは続くことになります。

 

伐採から製材、乾燥などの工程すべてに一脚展のメンバーが関わり、

それぞれの工房へと一旦分配されたケヤキですが、 テーブルやスツール、子ども椅子などの

様々な木工品として姿を変えて再び集まり、会場の竹中大工道具館(神戸)に並びます。

 

2019年から「そこに樹があるのに」を合言葉に、兵庫県内で様々な理由から伐採された地域材に

注目してきましたが、 今回は一本の樹にさらに深く関わり制作に取り組みます。

 

例年開催の新作椅子の座り比べと共に、ぜひ実際に会場で、

その樹のものがたりの続きに触れてみてください。

 

 

会期  / 2023年9月2日(土)〜9月18日(月・祝) 

会場  / 竹中大工道具館1Fホール 

開館時間/ 9:30〜16:30(入館は16:00まで)

休館日 / 9月4日(月) 11日(月)

入館料 / 無料(常設展見学は別途入館料が必要) 

主催  / 一脚展実行委員会 公益財団法人 竹中大工道具館

        

 

 

 

出品作家一覧

 

會田 竜也  ◇  木の仕事(神戸市北区)

稲葉    崇史 ◇◆ INABA WOOD WORKS(丹波篠山市福井)

岡田 敦   ◇  岡田家具創造堂(南あわじ市倭文土井)

北島 庸行  ◇  atelier KIKA(洲本市五色町)

児玉 正和  ◇◆ 久付木乃工房(篠山市郡家)

後藤 雅宏  ◇◆ 後藤雅宏工房(三木市志染町)

西良 顕行  ◇    wedge(川西市火打)

関野 央也  ◇◆ TENON(佐用郡佐用町)

徳永 有里子 ◇◆ 徳永家具工房(三木市吉川町)

中野 潤   ◇  JunWoodworkingLab(三田市波豆川)

馬場田 研吾 ◇  BABATA WOOD DESIGN(神戸市兵庫区)

萬代    英志   ◇  SITATE(淡路市釜口)

村上 剛   ◆  MURACO(三田市上相野)

安森 弘昌  ◇◆ 神戸芸術工科大学准教授(神戸市西区

山田 和亮  ◇◆ TENON(佐用郡佐用町)

和田  海平 ◇◆  wood works horizon(洲本市奥畑)

 

◇「一本の樹のものがたり」作品出展者

◆新作椅子出展者

 

 

主催

一脚展実行委員会

公益財団法人 竹中大工道具館

 

一脚展2023 協賛

一脚展2023 後援

兵庫県 神戸市

一脚展2023 協力

兵庫県農林水産部林務課

展覧会チラシのpdfがダウンロードできます
ikkyakuten2023.pdf
PDFファイル 9.5 MB